
「相対性理論は間違っている」とか「おかしい」とか色んな方が異論を唱えていますが、未だに
専門家の先生方はビクともしていません。それは何故なのか。本質を突いていないからです。
思いつきやSFまがいの空想的宇宙論をぶち上げて見ても、プロの先生方はビクともしません。
相対論のおかしな所の原因は式にあるのです。
ここに踏(ふ)み込まない限り、先生方はハナもひっ掛けないでしょう。
式の結論から出て来る所の不可思議な理屈を、いくらつついた所で
「そうなってるのだから仕方がない。君ら凡人には解(わ)からないだろうけど」
とやられるのが落ちです。
誤りを質(ただ) すには、どうしても式の問題に踏み込まなければなりません。
そこで、ここでは、相対論の式を使って相対論の問題点を説明する事にします。
とは申しましても、最初から難しい式を並べたてては、誰も見向きもしなくなるでしょうから、
先ずはやさしい所から始め、ボチボチと高度な所に移って行く事にします。
つづきは本文で
目 次
一、 相対性理論は誤っている
(一) 始めに
(二) 列車の中の時間の矛盾
(a) 動いている列車の中では時間が遅れる
(b) 動いている列車の中では時間が進む?
(c) 光の進む方向により時間の進み遅れが異なる
(d) 時間は遅れもしなければ進みもしない
(三) 光速度不変の原理に根拠はない
(1) 光速度絶対は本当に正しいのか?
(2) アインシュタインの早合点
(a) マイケルソン・モーレーの実験
(b) マイケルソン・モーレーの実験は成功しているのか。
(四) 数式の問題
(a) ローレンツ変換の誘導
(b) 系の速度が光速を越えると相対論が崩壊する
(c) 光速度不変の原理が、“いかなるものも光速を越えられない”を規定していた
二、 式の誤りの続き
(一) 式の説明
(a) ローレンツ変換誘導の復習
(b) ローレンツ変換の意味
(二) 各論の誤りの証明
(1) 同時性
(a) 教科書では
(b) 解説
(c) 誤りの証明
(d) 式の意味の勘違い
(2) ローレンツ収縮(動いている系の寸法は縮む)
(a) 教科書の例文
(b) 補足説明
(c) 誤りの証明
(3) ローレンツ収縮理論の矛盾
(a) ローレンツ収縮の理論の誘導は同時性の理屈と矛盾する
(b) 光が前に進めば寸法は縮み、後ろに進めば寸法は伸びる
(c) 光が前方に発された時と後方に発された時とでは、
静止系と動いている系の立場が逆転する。
(d) 動いている棒の寸法は静止系に比べて伸びる
(4) 動く時計の遅れ(時間の遅れ)
(a) 教科書の内容
(b) 誤りの証明
(c) 式の意味する所
(d) 逆も成り立つ
(三) まとめ
三、アインシュタインの論文への批判
(一) 論文の説明と問題
(1) 同時刻の定義
(2) 長さと時間の相対性
(a) 時刻の相対性
(イ) 原文では
(ロ) 論文の解説
(ハ) 誤りの証明
(b) ローレンツ変換の誘導
(イ) 座標と座標系の定義
(ロ) 光の往復実験(ローレンツ変換の誘導)
(c) 動いている物体は長さが縮む
(イ) 原文では
(ロ) 説明
(ハ) 誤りの証明
(d) 時間の遅れ
(イ) 原文には
(ロ) 補足説明
(ハ) 誤りの証明
(二) アインシュタイン論文問題のまとめ
四、四次元時空論の誤り
(一) 四次元時空の理論の誘導
(1) 四次元座標の誘導
(2) 座標の回転
(3) ローレンツ変換は四次元空間における座標の回転のようなもの
(二) 四次元時空論の誤りの証明
(1) 座標の回転・時空の転換はない。三角関数の誤り
(2) 三角関数の本当の意味
(a) 列車内で見た光と、外から見た光との関係
(b) こじつけた cosθ は本当は
で sinθ は本当は i
だった
(c) γは相対論の矛盾を調整する係数
(3) 四次元座標は存在しない
(a) x ,y , z ,c t は距離であって座標ではない
(b) 四番目の座標は存在しない
(c) 四次元座標を想定しても不都合を生じる
五、“実験が証明した相対論の正さ”への異論
(一) 電子をいくら加速しても光速を越えない
(二) 光は重力で曲がるか
(1) 光は重力で曲がるという説に対する異論
(2) 別な例
(a) 宇宙ステーションに差し込む光
(b) 人工衛星の場合
(3) 重力と加速度は同じか
(4) まとめ
六、終わりに
参考文献